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メロン [フード]

 つい最近までさくらんぼが多かったのですが、夏の日差しとともに桃やメロンを戴くことが増えました。最近は、産地はどこかしらと、つい気にしてしまいますが、茨城産が目に付つくことが多いので調べてみると、なんと茨城が日本一の出荷量ということ。夕張メロンの北海道かマスクメロンの静岡が一番かしら思っていましたのでちょっとびっくりです。

 そのメロン、語源はMelopeponでギリシャ語のりんごのような瓜という意味。確かにりんごとメロンには共通する透き通ったようなさわやかな芳香がありますね。原産地は北アフリカとも東アフリカとも言われているようですが、面白いのはそこから東に伝わったものが「瓜」と呼ばれ、西洋に伝わったものが「メロン」と呼ばれたという事実。そういえば、私が小さかった頃のマスクメロンは病気の時しか食べられない超高級品、メロンといえば「マクワウリ」のことを指してましたっけ。その後プリンスメロンというのが出回っていましたがそれはマクワウリと西洋のカンタロープメロンのかけあわせだそうです。地球を東西に約半周づつして日本で交わったなんてちょっと面白いと思いませんか?

 マスクメロン・夕張メロン・アルスメロン・アムスメロン・アンデスメロン・タカミメロン・クインシーメロン・キンショウメロン・ハニーデューメロンなど思いつくだけでも数々名前のあがるメロン。それぞれに意味があるようですが、私が勘違いしていたのがアンデスメロン。アンデス地方原産のメロンと思いきやアンデスとは全く関係なく、『作って安心・売って安心・買って安心・・・心メロンです。』からアンデスと名づけられたそうな。食の安心が取りざたされている昨今、まさに"It's COOL"なネーミングですね。


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