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トランス脂肪酸 [フード]

 今日NEW YORKから、ニューヨーク市公衆衛生局がNYのレストランなどでのトランス脂肪酸の使用を禁止する規制を採択したとの知らせが飛び込んできました。

 トランス脂肪酸ですぐ思い浮かぶのはマーガリンやショートニングですが、サラダオイルなどの一般の植物油でも溶剤抽出で作られる油はその製造過程でトランス脂肪酸が生じるといわれています。そのトランス脂肪酸の何がそんなに問題なのかというと動脈硬化を引き起こし心臓疾患に罹る可能性が増大するといわれているのです。そして最近問題になっている花粉症やアトピー性皮膚炎にも関連性があるとの指摘もあります。油で揚げたフライドポテトやチキン、ポテトチップスや甘いドーナッツなど大好きなアメリカ人のトランス脂肪酸摂取量は一日平均5・8g。それに比べて日本人は1・56gなのだそうですから量だけ見れば心配するほどのことでもないのかもしれませんが、でも、公衆衛生学の進んでいるアメリカでそれもニューヨーク州が肥満防止対策として規制に及んだというのは、メタボリック症候群の危機感が巷で取り上げられている日本でも注視に値する事例だと思います。

 家庭でできることは、極力マーガリンやショートニングではなくバターやプレスして搾り出す方法でつくられるエクストラバージンオリーブオイルを使用したり、市販のパンやケーキ・クッキーなど加工品を購入するときは成分表示に注意を払いマーガリンやショートニングの表記のないものを求めるようにすることでしょうか。朝、厚切り食パンをカリっとトーストしてマーガリンをたっぷり塗って・・・なんて食べ方はやめたほうがよさそうです。

 

 


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