コンサートとチーズ [フード]
サントリーホールでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を聞きました。プログラムは内田光子のピアノでモーツァルトのピアノコンチェルト25番とマーラーの「巨人」。内田光子は私の一番好きなピアニストです。期待に違わず繊細なタッチで一つ一つの音はまるでクリスタルクリーンに透き通るかの如く清らか。そしてその紡ぎだすハーモニーは印象派の絵画のように色々な表情を持ち心地よく私の五感に響きわたります。次の「巨人」も素晴らしい演奏で弦のつややかな響きが印象深く、バイオリンのガラス細工のような美しい音色や、特にコントラバス、チェロの響きの美しかったこと。迫力満点の演奏なのにしっとりと心に響くのでした。耳に素晴らしい演奏を聞き、肌で迫力満点の音を感じ、目で演奏家のスキルを楽しみ、至福の時を過ごした私は、家に帰りロイヤル・コンセルトヘボウに敬意を表すべくオランダのトリュフ入りのゴーダチーズとワインで正に五感を満たしステキな一日を締めくくりました。
2006-12-04 01:16
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